カチオン電着塗装
自動車の外観を彩る格調高い黒色処理

カチオン電着塗装とは被塗装物を電着塗料中に浸漬して、被塗装物を陰極(マイナス)、電着槽内の隔膜室内に設置した極板を陽極(プラス) として、この間に100~200Vの直流電流を流し、水中に分散している塗料の微粒子が電気的な力によって(電気泳動)、被塗装物に引き付けられ、凝集析出します。
その後、焼き付け工程を経て、耐食性能、防傷性能に優れた塗膜を形成します。
主に外観部品に使われる加工であり、黒クロメートより均一な黒色がつけられます。
また、円筒状のものでも内外に塗装が可能です。

保有ライン数
ラックタイプ 2基