脱水素処理(ベーキング処理)

酸洗い、めっきなど、水素の発生を伴う処理を行う時、その原子状の水素が鉄鋼中に吸蔵され脆くなります。
この現象を水素脆性と呼び、このままの部品を車両などに取り付けると折れたり亀裂が生じるなどの重点欠陥につながるため、それを防止する目的において加熱して吸蔵された水素を追い出す脱水素処理(ベーキング処理)を行います。

バッチ炉 連続炉
20台 2台